指しゃぶりは良くないですか?
Blog--矯正
三鷹 ファミリー歯科医院の佐野サヤカです。
指しゃぶりについての質問をよく聞きます。
おなかの中にいるときから、赤ちゃんは指しゃぶりをしているようですね。
歯並びの観点から考えると、指しゃぶりは3~4歳くらいまでには、卒業したいです。
あまり、長く続くと、歯列不正の原因になることもあるからです。
下の写真は、小学生低学年まで指しゃぶりが続いてしまった例です。
指しゃぶりが原因で、前歯が外にとび出し、隙間もあいてしまっています。
指を吸うことにより、上の顎は、やや狭くなっています。
POOシステム(非抜歯、取り外し式装置、お家にいるときだけ装着)にて矯正治療を開始しました。約4カ月後です。
前歯の隙間も、とび出していた感じも改善しました。
この写真からは分かりにくいのですが、下の前歯の凸凹も改善してきています。
とてもきれいに並んできました。もう少し成長を見ながら、治療をすすめていきます。
さらに約7カ月後です。
POOシステムで矯正治療を行うと、装置がお口に入っているせいで、指をしゃぶらなくなることがおお
いようです。
斜めからの変化も載せておきます。
左が術前、右が術後です。
カテゴリー:矯正 投稿日:2008年11月19日