早く治療したほうがよい反対咬合
Blog--矯正
三鷹市 ファミリー歯科医院 佐野サヤカです。
当院では、永久歯が生えそろう前から、歯並びを整えることができる、歯列矯正を行っていますが
今回は、特に様子を見ないほうがいい歯並び(反対咬合)についてお話します。
反対咬合とは、簡単に言うと、下の歯が上の歯より外側に並んでしまっている状態をいいます。
乳歯の反対咬合は永久歯に生え換わるときに、改善することもありますが
永久歯が生えてきた時点で、反対咬合になってしまった場合は、
早めに治したほうがいいでしょう。
なぜかというと、上の前歯が下の前歯に押され、正常な成長がおこらず
顔の発育にも影響があるからです。
鼻の下がちょっとへこんだ顔立ちになりがちです。
当院では、取り外しできる装置で治療を行っています。
下の症例では、術後、上の前歯が外に出ただけでなく、歯並び全体も改善しています。
左が術前、 右が術中です。
カテゴリー:矯正 投稿日:2009年5月22日