虫歯でないのに、歯が溶ける。
Blog--予防歯科

三鷹市 ファミリー歯科医院 佐野サヤカです。

先回、ぽちゃぽちゃ王子についてお話ししましたが、

今回は「酸蝕症」についてお話します。

 

普通、歯が溶ける、というと、

  お口の中にいるばい菌が、プラークを食べ、酸を出して、歯が溶ける

 

という、ストーリーが出てくると思いますが、

酸蝕症は違います。

PH値の低いものを、習慣的に長期にわたって飲んでいると、酸蝕症になってしまいます。

酸蝕症になった歯は、溶けて小さくなったり、しみたり、欠けたり、困ったことになってしまいます。

 

では、どんなものが酸蝕症の原因になるのでしょうか?

ザックリいうと、清涼飲料水全般や酸味の強いもの(酢)などです。

乳幼児が良く飲む、スポーツ飲料や、ジュースも含まれます。

ペットボトル飲料は、少しずつ飲むことが多いのですが、

一度口をつけたものに雑菌が増えないように、わざと酸性に調整しているのだそうです。

 

だからと言って、全く飲まないということではありません。

毎日の生活を楽しく送るために、かしこい飲み方をすればいいのです。

 

長期にわたって、習慣的に飲むのはやめましょう。

当院では、リスクの高い飲み物のリストがありますので

御希望の方には差し上げます。

受付、スタッフにお申し出ください。

 

最後に安心なものを紹介します。

水、お茶、牛乳、豆乳、など、です。

 

 

カテゴリー:予防歯科, 小児歯科  投稿日:2010年5月12日

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