反対咬合が治りました。
Blog--歯科疾患
三鷹市 ファミリー歯科医院 佐野サヤカです。
小学校低学年で、反対咬合に気が付きました。
矯正治療を開始し
約5年、反対咬合も治り、叢生も改善して犬歯の萌出を待っています。
この症例では、反対咬合だったことも分からないくらいですが
注意しなくてはならない反対咬合があります。
それは、骨格性の場合です。
もともと反対咬合で、矯正治療して治しても
思春期ごろに下顎の発育がスパークしますので
また、反対咬合になってしまいます。
本当に治したければ、外科的に骨を切る場合もあります。
この場合は難症例ですので、大学病院や矯正専門医で診てもらう方がいいと思います。
私は矯正専門医ではありません。
当院で行っている矯正治療は、患者さんにも術者にも簡便な方法です。
(勉強会にはきちんと通っています)
期間が長くかかったり、仕上がりがまあまあだったりしますが
完璧な歯並びを目指していない人も多いはず。
歯を抜かないで、虫歯になりにくいこの矯正は価値があると思っています。