口呼吸だと酸素不足になりやすい?
Blog--口呼吸
三鷹市、ファミリー歯科医院、院長の佐野真弘です。
口呼吸の弊害についてはいろいろな文献や報告がありますが、
口呼吸だと、肺での酸素取り込みの効率が下がってしまうという報告があります。
鼻咽腔では一酸化窒素が産生され、それを一緒に吸い込んでいるために
鼻呼吸と口呼吸では10%も酸素取り込みに違いがあると言われています。
肺での酸素取り込みが下がれば何らかの代償性機構が働いて
すぐ何か起こることは考えにくいですが、やはり少なからず何らかの影響を与えていることは
間違いないでしょう。
特に大量の酸素を必要とする脳にはよくないと考えられます。
またいずれブログに書きたいと思いますが、
口呼吸は、ADHDやADDなどとも関連があると考えていますので、
口呼吸を改善することこそ未病へのアプローチに繋がると思っています。
ひいては医療費の抑制に繋がっていくのではないでしょうか?
カテゴリー:口呼吸 投稿日:2012年2月7日