筋機能訓練(MFT)
MFT
筋機能訓練について(MFT)
筋機能訓練とは、口腔周囲の筋肉、すなわち口唇(口輪筋)や舌などの筋肉を訓練し、強化することです。
歯というのは、周囲の筋肉によって支えられて安定しています。その周囲の筋肉の弱化により、様々な弊害が起きてきます。
口がいつもポカンと開いている口呼吸、歯列不正、口腔乾燥、並びに睡眠時無呼吸症候群などとの関係もあると言われています。
筋機能訓練を続けると、以下のような効果があります。
- 矯正治療の際に強力な手助けとなる。
- 脳の前頭葉の血流量が増加するので、頭がさえてくる。
- 鼻呼吸を促すことが出来る。(虫歯、歯周病予防になる)
- 入れ歯のおさまりが良くなる。
- 飲み込みが上手になる。
など
口呼吸は健康の敵
私たち人間が呼吸をするには、鼻か口のどちらかですね。
もともと、鼻から吸う呼吸が自然な形です。
なぜなら、人間以外は鼻で呼吸します。鼻には吸った空気を浄化する機能が備わっているからです。
空気中のほこりを取り、乾燥した空気を適度な湿度にして、のどや肺にとって刺激の少ない空気にしてくれるのです。
口はもともと呼吸をするためにあるわけではないのですが、人間は呼吸ができてしまいます。
口で呼吸することにより、乾燥した冷たい空気、口から直接体内に取り込まれることで、口腔内・喉が乾燥し、細菌などや直接侵入してきますから、粘膜に炎症が起きてしまいます。
当然、風邪などにもかかりやすくなりますし、口臭・歯周病、唇の筋肉の弱化によるいびきや顔のたるみなど、口呼吸の弊害はさまざまです。
口呼吸による口腔内の粘膜の炎症は、白血球やリンパ球の異常をもたらして免疫に作用するためアトピーやアレルギーに関係しているという説や実例がありますから、注意が必要です。
とくに最近は、子供たちから大人まで、さまざまな原因で口呼吸が増えているということは問題となっています。